延伸でどう変わった?北陸新幹線の停車駅から選ぶベストな降車駅&観光地ガイド

新幹線

東京から北陸エリアを結ぶ「北陸新幹線」。
この記事では、最新の延伸区間まで含めた北陸新幹線の停車駅をすべて紹介します。

主要駅の特徴や観光・ビジネスに使いやすい駅、列車ごとの停車パターンの違いもわかりやすく解説。
どの駅から何が楽しめるのか、どこで降りるとお得か、旅のプランづくりに役立つ情報をたっぷり詰め込みました。

読み終える頃には、北陸新幹線がもっと身近に、もっと旅したくなる存在になるはずです。

この記事をきっかけに、あなただけの北陸旅をスタートさせてみませんか?

北陸新幹線の停車駅をすべて紹介

全体の路線図

北陸新幹線の全体像をまず知っておくと、移動のイメージがつかみやすくなりますよね。
この路線は、東京駅を起点に長野、新潟、富山、石川、福井を通って、最終的に敦賀駅までつながっています。

全体の距離は約360kmを超えていて、北陸地方と関東圏をダイレクトにつなぐ大動脈のような存在です。

2024年には「金沢〜敦賀」区間が延伸開業し、福井県内のアクセスが劇的に向上しました。
これにより、東京から福井まで一本で行けるようになったのは本当に大きな変化ですね。

北陸新幹線の停車駅をマップで見ると、だいたい海沿いや山間部をバランスよくつないでいるのが特徴です。
観光スポットが集中しているエリアを通るので、旅好きにとってはワクワクするルートとも言えますよ~。

停車駅の一覧

次に、現在の停車駅をすべてリストアップしておきますね。
運行区間(東京〜敦賀)にある主な停車駅は以下の通りです。

  • 東京
  • 上野
  • 大宮
  • 熊谷
  • 本庄早稲田
  • 高崎
  • 安中榛名
  • 軽井沢
  • 佐久平
  • 上田
  • 長野
  • 飯山
  • 上越妙高
  • 糸魚川
  • 黒部宇奈月温泉
  • 富山
  • 新高岡
  • 金沢
  • 小松(2024年開業)
  • 加賀温泉(2024年開業)
  • 芦原温泉(2024年開業)
  • 福井(2024年開業)
  • 越前たけふ(2024年開業)
  • 敦賀(2024年開業)

これを見ると、駅の数もかなり多いんですよね。
でも、列車の種類によって停まる駅と通過する駅が異なりますので、それも後ほど解説します。

各駅の読み方

地名って、初見では読みづらいものもありますよね。
北陸新幹線の駅にも、ちょっと変わった読みの駅がいくつかあるんです。

例えば、「芦原温泉(あわらおんせん)」「越前たけふ(えちぜんたけふ)」などは、地元に詳しくないと読み間違えがちです。

また、「上越妙高(じょうえつみょうこう)」と「上田(うえだ)」など、似たような語感の駅名も多いので、移動中にアナウンスを聞いていると混乱することも…。

駅名の読み方をしっかり頭に入れておくことで、乗り間違いも防げますし、会話でスムーズに伝えられるようになりますよ。

延伸区間も網羅

2024年の延伸によって、「金沢〜敦賀」間に6つの新駅が誕生しました。
この区間は福井県に深く入り込んでいるため、これまでアクセスしづらかった地域が一気に身近になりました。

特に注目なのは、終点の敦賀駅です。
ここからは「特急サンダーバード」に乗り換えることで、関西方面への移動もスムーズになります。

また、「芦原温泉」や「加賀温泉」は観光地として有名な温泉街で、延伸によって直行しやすくなったのは旅行者にとってかなり嬉しいポイントですよね。

主要列車ごとの停車駅の違いを解説

かがやきの特徴

北陸新幹線の中でも「かがやき」は、一番早くて便利な列車なんですよ。
特徴としては、主要駅のみに停車する速達タイプで、東京〜金沢間を最短約2時間30分で結んでいます。

たとえば、途中で停まる駅は大宮・長野・富山・金沢などごく限られていて、ほとんどの駅を通過するんですね。
だから急いで移動したい人、特にビジネス目的の利用者にはぴったり。

また、かがやきは全席指定席になっているのも大きなポイント。
自由席がないので、乗る前に指定席をしっかり取っておく必要があります。

混雑時にはすぐに満席になってしまうので、旅行シーズンや週末に利用するなら早めの予約が安心です。

はくたかの特徴

「はくたか」は、北陸新幹線の中で一番バランスのとれた列車なんですよ~。
速さと利便性の両方を兼ね備えていて、主要な駅から小さな駅まで広くカバーしています。

停車駅は「かがやき」よりも多くて、軽井沢・上田・飯山・黒部宇奈月温泉・新高岡などにも停まります。
そのため、観光で地方の小さな町へ行きたい人にとってはとても便利なんですよね。

自由席と指定席の両方があるので、思い立ったら乗れる柔軟さも魅力のひとつです。
ただ、停車駅が多い分、「かがやき」よりは所要時間が長くなるのは覚えておきたいポイントです。

つるぎ・あさまの違い

「つるぎ」と「あさま」は、いわば地域密着型の列車です。
どちらも区間が限られていて、全区間を走るわけではないのが特徴なんですね。

つるぎ」は、富山〜敦賀間のシャトル列車
金沢を中心に、通勤通学や近距離移動に使いやすいダイヤが組まれています。

一方、「あさま」は、東京〜長野間の列車
これは1997年の長野新幹線時代から走っていた列車で、上田・軽井沢といった観光地へのアクセス手段として根強い人気があります。

この2つは所要時間の短さよりも、地元の足としての便利さに特化している感じですね。

利用のおすすめパターン

それぞれの列車の特徴を理解しておくと、目的に応じて選べるようになりますよ~。
たとえば、次のような使い分けがおすすめです。

  • 東京から金沢・富山に直行したいなら「かがやき」

  • 途中の観光地にも立ち寄りたいなら「はくたか」

  • 通勤や短距離移動なら「つるぎ」

  • 軽井沢など信州観光なら「あさま」

また、時間帯や混雑具合でも選び方が変わってきます。
朝や夕方の混雑時間帯は「かがやき」の指定席が取りづらくなるので、「はくたか」の自由席が狙い目です。

「どの列車に乗れば一番快適か?」を考えるときに、停車駅の違いは大きなヒントになりますよ!

観光・ビジネスで使いやすい駅ベスト5

金沢駅の魅力

金沢駅といえば、北陸新幹線の中でも一際存在感のある駅ですよね。
なにより目を引くのが「鼓門(つづみもん)」と呼ばれる独特なデザインの駅舎。
初めて訪れる人はそのインパクトに圧倒されるはずです。

観光客にとっては、「兼六園」「ひがし茶屋街」「21世紀美術館」などの人気スポットが駅からバスでアクセスしやすく、日帰り旅行にもぴったりなんですよ。

さらに、金沢駅はグルメスポットとしても優秀。
駅ナカや周辺には海鮮丼、加賀野菜、金箔スイーツなど、地元の味覚を楽しめるお店がずらりと並んでいます。

もちろんビジネス利用にも適していて、ホテルや会議施設が徒歩圏内に充実。
どんな目的でも使い勝手が抜群の駅なんです。

富山駅は交通の要所

富山駅は、県庁所在地としての機能を持つ都市型のターミナル駅
北陸新幹線と在来線、市電(路面電車)などが集結していて、交通の要ともいえる存在です。

駅前には大型の複合施設やホテルが並んでいて、出張や研修の拠点としても重宝されているんですよ。
また、自然豊かな観光地「立山黒部アルペンルート」へのアクセスもここからがスタート地点。

地元のグルメも魅力たっぷりで、「富山ブラックラーメン」や新鮮な白エビ丼などが人気メニュー。
駅ビル内の「とやマルシェ」は、お土産選びにも最適です。

都市と自然、ビジネスと観光のどちらも楽しめる、万能型の駅といえますね。

福井駅の進化

2024年の延伸で一気に注目を集めたのが福井駅です。
かつてはアクセスしづらい印象がありましたが、新幹線開業により東京や金沢から直通で行けるようになりました。

駅前に出るとすぐ目に飛び込んでくるのが、大迫力の恐竜モニュメント。
実は福井は「恐竜王国」として知られていて、駅からバスで行ける「福井県立恐竜博物館」は全国でもトップクラスの人気を誇るスポットなんです。

さらに、駅直結のショッピングモール「プリズム福井」もあり、雨の日の移動にも便利。
今後さらに開発が進んでいくことが予想される、伸びしろたっぷりの駅ですよ。

長野駅は観光に最適

長野駅は、東京からわずか1時間半ほどで行けるアクセスの良さが魅力。
善光寺をはじめとする歴史ある寺社や、戸隠神社などのパワースポットへの拠点として利用されています。

冬には志賀高原や白馬など、スキーリゾートへの玄関口にもなり、四季折々の楽しみ方ができるエリアなんですよね。

駅構内には地元のそば屋さんや、信州ワインを取り扱うバーなどもあって、駅にいながら旅気分が味わえるのも魅力のひとつです。

新幹線と在来線の乗換えもスムーズなので、滞在時間を無駄なく使えるのも嬉しいポイントです。

敦賀駅で乗換えスムーズ

2024年の延伸によって北陸新幹線の終点となった敦賀駅。
ここは関西方面へ向かう特急「サンダーバード」との接続が非常に良く、関東〜関西をまたぐ旅のハブとしての役割を担っています。

駅構内は新しく整備され、観光案内所やお土産店も充実。
「氣比神宮」や「敦賀赤レンガ倉庫」など、歴史と近代の文化が共存する街並みも駅からアクセスしやすいんです。

さらに、海の幸にも恵まれていて、新鮮なカニ料理や地魚を堪能できるのも敦賀の楽しみのひとつ。
移動の途中で立ち寄るだけでなく、1泊してゆっくり散策したくなるような駅ですよ。

新幹線停車駅から行ける注目スポット

黒部宇奈月温泉の絶景

黒部宇奈月温泉駅からアクセスできる「宇奈月温泉」は、北陸でも屈指の人気温泉地
黒部峡谷のダイナミックな自然に囲まれた場所で、どの季節に訪れても絶景が楽しめるんですよ。

温泉街には風情ある旅館が立ち並び、露天風呂から渓谷を望める宿も多くあります。
特に秋の紅葉や冬の雪見風呂は格別で、まるで絵葉書のような景色が広がります。

そして忘れてはならないのが「黒部峡谷トロッコ電車」。
温泉から少し移動するだけで、秘境のような深い渓谷を間近に感じることができるんです。

日帰りでも楽しめますが、1泊してゆったり癒される旅が断然おすすめですよ。

糸魚川ジオパーク体験

糸魚川駅からすぐ行ける「糸魚川ジオパーク」は、日本列島の成り立ちを体感できる貴重なスポットです。
ここはユネスコ世界ジオパークにも認定されていて、地学好きや自然好きの人にはたまらない場所なんですよ。

大地の裂け目「フォッサマグナ」が通っているこの地域では、地層や鉱物の観察ができるスポットが点在しています。

特におすすめなのが「フォッサマグナミュージアム」。
家族連れでも楽しめる体験型の展示が多く、地球のダイナミズムを感じることができます。

また、日本海の絶景が広がる海岸線まで徒歩で行けるので、地学と観光の両方が楽しめるのが魅力です。

上田城で歴史を感じる

上田駅から徒歩圏内にある「上田城跡公園」は、戦国時代の名将・真田昌幸が築いたお城の跡地として有名です。
歴史好きにはたまらないスポットで、NHK大河ドラマ「真田丸」でも一躍注目を浴びましたよね。

公園内には復元された櫓や門があり、当時の雰囲気をしっかり味わうことができます。
春には桜の名所としても知られていて、お花見シーズンには多くの観光客でにぎわいます。

近くには「上田市立博物館」や、真田家ゆかりの品が展示された施設もあり、1日かけてじっくり楽しめるスポットなんです。

駅からアクセスも良く、ちょっとした散歩気分で歴史に触れられるのが上田城のいいところですね。

軽井沢で避暑とショッピング

軽井沢といえば、首都圏からのアクセスも抜群の高原リゾート
東京から新幹線でわずか1時間程度で到着するのに、そこはもう別世界のような涼やかな空気が流れています。

避暑地として有名なだけでなく、観光やショッピングのスポットも充実しているのが特徴です。
駅直結の「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」は、国内外の有名ブランドが揃うアウトレットモールで、1日いても飽きません。

また、「旧軽井沢銀座」では歴史あるカフェやベーカリー、アンティークショップなどが軒を連ねていて、散策が本当に楽しいエリアですよ。

自然・グルメ・買い物・アート…すべてが揃った贅沢なひとときを味わえるのが軽井沢の魅力ですね。

北陸新幹線の停車駅を知ると旅が変わる理由

旅の計画が立てやすい

北陸新幹線の停車駅をあらかじめ知っておくことで、旅のプランニングがとてもスムーズになりますよ。
なぜなら、目的地までのアクセスや、どこで途中下車できるかが具体的にイメージできるからなんです。

たとえば、「黒部宇奈月温泉で1泊して、翌日は金沢観光へ」なんて旅程も、停車駅が明確だからこそ成り立つプランですよね。
移動時間の目安もわかるようになるので、効率の良い旅が組みやすくなります。

予定を立てる段階から、ワクワク感が倍増するのが「知ってから行く旅」の良さなんです。

知らない駅に魅力あり

北陸新幹線には有名観光地だけでなく、あまり知られていないけど魅力的な駅がいくつもあります。
最初は「どこ?」と思ってしまうような駅にも、実は穴場的なスポットが隠れていたりするんですよ。

たとえば「糸魚川」では地球の成り立ちに触れるジオパーク体験、「越前たけふ」では越前和紙の工房見学など、ほかの路線では味わえないような体験ができます。

こうした“知られざる駅”にちょっと寄り道するだけで、旅の思い出がグッと深くなるんです。

乗車区間で料金が変わる

実は新幹線って、乗車する区間によって料金が大きく変わるんですよ。
停車駅を知っておくと、どこで降りるのが最もコスパがいいのかも分かってくるんです。

たとえば「かがやき」と「はくたか」では停車駅が異なるので、同じ目的地でも所要時間や価格が変わってきます。
また、途中で下車して観光する場合でも「乗車券はそのまま使えるのか?」といった細かい知識が役立つ場面もあります。

無駄のない移動をするためには、停車駅の知識が一種の「旅の節約術」にもなるんですよね。

観光と移動がシームレスに

北陸新幹線の駅って、観光スポットやホテル、飲食店が駅から近い場所に集中していることが多いんです。
つまり「着いた瞬間から観光が始まる」というケースが多いんですよ。

金沢、富山、福井などでは、駅を出てすぐに名所や商業施設にアクセスできるのが本当に便利。
観光地に行くためにさらに長い移動をする必要がないのは、体力的にも時間的にもありがたいポイントですよね。

旅と移動が切り離されていないという点で、北陸新幹線はまさに「旅するための新幹線」と言っても過言ではありません。

まとめ

北陸新幹線の停車駅は、観光・ビジネスともに使いやすい駅が多く、知っておくだけで旅の計画が格段に立てやすくなります。
2024年に延伸された金沢〜敦賀区間では6つの新駅が加わり、福井エリアのアクセスも一気に快適になりました。

「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」といった列車ごとに停車駅が異なるため、目的に応じて使い分けるのがポイントです。
また、各駅の周辺には黒部峡谷や軽井沢、上田城など見どころ満載の観光地も。

駅を起点にした旅がもっと自由に、もっと楽しくなる――それが北陸新幹線の魅力です。
停車駅をしっかり把握して、あなただけの旅をデザインしてみてくださいね。

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