やまびこのおすすめ座席を目的別に徹底解説
進行方向を確認しよう
やまびこに乗るなら、まずチェックしておきたいのが進行方向です。
なぜかというと、進行方向に背を向ける形で座ってしまうと、景色も見づらいし、何より酔いやすくなってしまうんですよね。
東北新幹線「やまびこ」では、途中の駅で進行方向が逆転することはありません。
なので、始発駅から乗る場合は、最初から最後まで進行方向に向かって座れるんです。
おすすめは、東京発の場合なら「E席」「D席」側になります。
逆に仙台や盛岡から乗るなら「A席」「B席」側を選ぶと、進行方向に座ることができますよ。
座席を選ぶときは、進行方向も意識してみてくださいね。
窓側席の魅力とは
新幹線に乗る楽しみといえば、やっぱり景色を楽しむこと。
やまびこの車窓から見える風景は、季節によって本当に美しいんです。
とくに那須高原や磐梯山あたりは、緑が深くて自然を感じられるポイント。
そんな風景を満喫するには、やっぱり「窓側席」がぴったり。
席番号でいうと「A席」または「E席」が窓側になります。
中でも「E席」は進行方向右側にあり、東京発なら山側の景色が広がります。
さらに、朝や夕方の時間帯は日差しの入り方もやわらかくて快適なんですよね。
乗る区間や時間帯によって、見える風景が変わるので、何度乗っても飽きませんよ。
静かに過ごせる座席位置
静かに本を読んだり、うとうとしたり…。
そんな落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめなのが、車両の「端っこ」の座席です。
なぜなら、人の出入りが少なく、周囲も比較的静かだから。
とくに狙い目は「1号車の最前列」や「最後尾の列」。
あとは、車両の中央にある「デッキ」付近はドアの開閉音が気になることもあるので、避けた方が無難です。
また、「グリーン車」は普通車よりも静かな雰囲気で落ち着いているので、静かさ重視の方にはかなりおすすめですよ。
できれば、混雑しにくい平日や昼間の時間帯を狙うと、さらに快適に過ごせます。
避けるべき座席とは
逆に、できれば避けたい座席もあるんです。
たとえば、「デッキ付近」や「トイレ・自動販売機の近く」。
これらの場所は、人の行き来が多くて騒がしくなりがちなんですよね。
それから、「自由席の最前列・最後列」は、荷物を置けるスペースがある一方で、すぐ埋まってしまったり、他の乗客の視線が気になったりすることもあります。
混雑時には、立っている人がすぐそばに来るので、落ち着かないと感じるかもしれません。
座席指定の際は、こうした周辺環境にも注意して選ぶようにすると、快適さがグッと変わってきますよ。
グリーン車と普通車どっちがおすすめ?
快適さの違い
やまびこの座席選びでまず気になるのが、グリーン車と普通車の違いですよね。
一言でいえば、グリーン車は「快適さ」が段違いなんです。
まずシートが大きくてふかふか、リクライニングの角度も深くて、座っているだけでリラックスできる空間になっています。
足元のスペースもかなり広く、前の座席に膝が当たるなんてこともなし。
さらに、通路もゆったりしていて、移動もラクラクなんですよね。
普通車でも十分快適に過ごせますが、グリーン車の静かで上品な雰囲気は、ちょっとした贅沢気分を味わいたいときにピッタリなんですよ。
とくに長時間の移動や出張など、移動中にしっかり休みたいときには断然おすすめです。
料金の比較ポイント
グリーン車は快適さは抜群ですが、その分料金も上がります。
たとえば、東京~仙台間でグリーン車を利用すると、普通車指定席と比べておよそ2,500円ほど高くなる場合があります。
この金額を「高い」と感じるか、「その分の快適さがある」と見るかが判断の分かれどころなんですよね。
もしも、移動中に仕事をしたいとか、身体を休めたいという明確な目的があるなら、グリーン車の価値は高いと思います。
逆に、ちょっとの間だけだし、節約したいという場合には普通車でも十分。
チケットを安く取りたいなら、「えきねっと」のトクだ値などを使うと、グリーン車でも割安に乗れる場合がありますよ。
シーンに合わせて選ぶのがポイントですね。
静かさ・空き具合
グリーン車の魅力のひとつに、「静けさ」があります。
客層も比較的落ち着いた人が多く、車内アナウンスの音も控えめ。
おしゃべりも控えめな方が多いので、読書や作業に集中したい人にはぴったりです。
さらに、平日などは空いていることも多く、隣が空席になる確率も高め。
普通車だと、どうしても観光客やファミリー層が多くなるので、にぎやかさが気になる方もいるかもしれません。
もちろん、普通車でも静かな時間帯や車両を選べば、そこまで大きな差を感じない場合もあります。
でも、確実に落ち着いた空間を確保したいなら、グリーン車を選んでおくと安心です。
乗り心地の体験談
実際にグリーン車に乗ってみると、「もう戻れないかも…」と思う人も多いです。
筆者も初めて乗ったときは、まず座席のふかふかさに感動しました。
普通車とは全く違う厚みがあって、腰や背中が本当に楽なんです。
あと、個人的に良かったのが「静けさ」。
耳栓やノイズキャンセリングがいらないくらい静かで、移動中にすっかり眠ってしまったほど。
また、アテンダントさんの丁寧な案内や車内の清潔さもあって、まるでホテルのような気分でした。
ちょっと贅沢したい日には、迷わずグリーン車を選びたいですね。
自由席と指定席の選び方ガイド
自由席のメリット
やまびこに乗るとき、「自由席ってどうなんだろう?」と迷う人、けっこう多いんですよね。
でも、自由席にはちゃんとメリットがあります。
最大の魅力は、予約なしでサクッと乗れる気軽さ。
急な予定変更にも柔軟に対応できるし、乗車時刻に間に合わなかったとしても、後続のやまびこに乗ればいいという自由さがあります。
さらに、混雑しない時間帯であれば、ゆったり座れることも珍しくありません。
たとえば平日の昼間や、東京から離れる方向への移動(下り列車)は比較的空いていることが多いです。
そのため、時間に融通がきく人にはとっても使いやすい選択肢なんですよね。
指定席が安心な理由
一方で、確実に座りたいなら「指定席」がおすすめです。
やっぱり大きな荷物を持っているときや、複数人での移動では、席が確保されていると安心感が違います。
また、繁忙期や週末、連休などは自由席がかなり混雑することが多いんですよ。
特に朝の東京発や夕方の仙台発など、通勤や帰宅の時間帯は、自由席に座れないことも。
そんなときに指定席を選んでいれば、焦ることなくスムーズに移動できます。
しかも最近は、インターネット予約やアプリから簡単に指定席を取ることができて、座席位置も自分で選べるんですよ。
安心して移動したいときは、指定席が頼もしい存在になりますね。
混雑しやすい時間帯
自由席を使うにしても、できるだけ混雑を避けたいですよね。
そういうときは、曜日と時間帯を意識するのがポイントです。
たとえば月曜の朝や金曜の夕方は、ビジネス利用での混雑が集中しがち。
また、祝日前や連休初日の午前中は、観光客が一気に移動するタイミング。
こうした時間帯に自由席を狙うと、立ちっぱなしになってしまう可能性もあるんですよ。
逆に、火曜〜木曜の昼間や、休日の午後遅めなどは、比較的空いていることが多いです。
このタイミングをうまく狙えば、自由席でも快適な移動ができるはずです。
上手に時間を選んで、無駄なストレスを減らしましょう。
おすすめの時間帯とは
具体的におすすめの時間帯を挙げるなら、平日10時〜15時台の下り列車(東京→仙台・盛岡方面)です。
この時間はビジネス客も観光客も少なく、車内がかなり静かで快適なんですよ。
また、逆に日曜夕方の上り列車(仙台→東京方面)は避けた方がいいかもしれません。
多くの人が東京へ戻る時間なので、自由席はかなり混雑します。
スケジュールを少しずらすだけで、車内の快適さがガラリと変わります。
出発前に時刻表をチェックして、混雑を避けたタイミングを狙うようにしてみてくださいね。
旅行スタイル別やまびこの座席選び方
ひとり旅の場合
ひとり旅って、自由気ままな反面、座席選びにちょっと迷いますよね。
そんなときにおすすめなのが「窓側の端っこ」席。
静かで落ち着けるうえに、景色もゆったり楽しめるので、ひとり時間を満喫するにはぴったりです。
さらに、荷物を抱えながらの移動も少ないため、通路側よりもリラックスできます。
もし読書や音楽、動画などに集中したいなら、車両の真ん中付近でデッキから離れた席を選ぶと、静けさも確保できます。
ひとりだからこそ、自分だけの快適空間をつくりやすいのが魅力ですね。
気分転換に窓の外の山並みや川を眺めながら、のんびりした時間を過ごしてくださいね。
カップルにおすすめの席
カップルでの旅行なら、やっぱり隣同士で座れて会話がしやすい2人掛けの席が一番ですよね。
新幹線では、2列+3列の配置なので、2人なら「A・B席」または「D・E席」が快適。
特におすすめなのが「D・E席」の窓側側。
進行方向右手に位置しているので、風景も楽しめて盛り上がること間違いなし。
おしゃべりしやすいし、お互いに写真やお菓子をシェアしやすいのも嬉しいポイント。
静かな時間帯や車両を選べば、周囲を気にせず過ごすことができて、より特別な時間になりますよ。
旅行の思い出をつくるには、やっぱり座席の選び方も重要なんです。
家族連れに快適な位置
家族での移動、とくに小さな子どもがいる場合は、座席選びがけっこう重要になってきます。
おすすめは、「車両の最後列」や「デッキ近く」の席。
理由は、泣いたり動き回ったりしたときに、すぐ外へ出られるから。
また、最後列なら後ろに他の乗客がいないので、多少子どもの声が出ても周囲に気を使いすぎずに済みます。
それに、荷物が多いときも最後列の後ろスペースに収納できるので助かるんですよ。
可能であれば、4人なら横並びの3列+1列で、席を挟まず座るのが理想です。
家族みんなでゆっくり座って、お弁当を広げたりゲームをしたり、移動も楽しい思い出になりますよ。
ビジネス利用に最適な席
出張などでビジネス利用する場合は、「静けさ」「Wi-Fi環境」「コンセントの有無」などが重要になってきますよね。
そうなると、やっぱりグリーン車がベストな選択肢になります。
とはいえ、普通車でも快適に過ごしたいなら、「窓側の中間列」がおすすめ。
通路側だと人の出入りが気になるし、デッキ近くは音も少し気になる。
その点、中央付近で窓側なら、落ち着いてPC作業や資料の確認ができます。
さらに、近年のやまびこには各席に電源コンセントがある車両も多く、バッテリー切れの心配もなし。
なるべく混雑しない時間帯を選べば、より集中して仕事に取り組めますよ。
やまびこをもっと楽しむ座席テクニック
景色を楽しめる側は?
やまびこに乗るなら、やっぱり車窓からの景色は外せないですよね。
どっち側に座れば景色がキレイに見えるのか気になるところですが、結論から言うと「進行方向の右側(E席側)」が断然おすすめなんです。
東京から北上する場合、右側には那須高原や阿武隈川、福島の山並みなど、自然あふれる風景が広がっていきます。
特に晴れた日には、青空と山のコントラストが美しくて、写真を撮りたくなるほど。
旅行気分を満喫したい人には、右側の窓側席を強く推します。
もちろん、時間帯や季節によって表情が変わるので、何度乗っても新鮮に感じますよ。
景色重視の人はぜひ、座席指定時に「E席」を選んでみてくださいね。
スマホ充電しやすい席
最近のやまびこには、各席に電源コンセントが備わっている車両が増えてきました。
でも、どの席にもあるわけじゃないんですよね。
新しい編成の車両では、窓側の席(A席とE席)にコンセントが設置されているケースが多いです。
なので、スマホやノートパソコンを使いたい人には、窓側席が断然便利なんです。
さらに、テーブルも広めで安定感があるので、仕事やちょっとした作業にもぴったり。
コンセントがない車両でも、デッキ付近に設置されている場合があるので、念のため確認してみるのもいいですよ。
バッテリー切れで困らないように、充電できる席を選ぶと快適さがグンと上がります。
静かな車両の見極め方
車内でゆっくり過ごしたいなら、静かな車両を選ぶのがポイントですよね。
一般的に、自由席よりも指定席、そして普通車よりもグリーン車の方が静かな傾向にあります。
さらに、車両の中央あたり、デッキから離れたエリアは出入りが少なくて落ち着いています。
逆に、1号車や11号車といった端の車両は乗客の出入りが集中しやすく、少し騒がしくなりがち。
子ども連れの方が多い車両や、多目的室がある車両もにぎやかになりやすい傾向があります。
「とにかく静かに過ごしたい!」という方は、事前に車両編成表をチェックして、中央付近の席を選ぶのがオススメですよ。
時間帯によっても静けさは変わるので、混雑しにくい時間を選ぶのも効果的です。
リラックスできるポイント
快適な座席でも、ちょっとした工夫でリラックス度がぐんと高まります。
たとえば、リクライニングを深めに倒すなら後ろに人がいない最後列を選ぶと、気兼ねなくゆったりできます。
また、窓側の席は外の風景を見ることで自然と目が休まり、移動の疲れも軽減されやすいです。
座席に座るときには、靴を少し脱いでリラックスモードに入るのも効果的。
荷物を前の席のフックに掛けて足元を広く使うのも快適さにつながります。
あとは、音楽を聴いたり、温かいお茶を飲んだりと、自分なりの「旅スタイル」を取り入れてみてくださいね。
ちょっとした工夫で、やまびこでの移動がぐっと豊かな時間になりますよ。
まとめ
やまびこの座席選びは、目的やシーンによって最適な選択が変わります。
進行方向を意識した席や、景色がよく見える窓側席は旅の満足度を高めてくれます。
グリーン車は静けさと快適さを求める方にぴったりで、自由席は気軽な移動に向いています。
また、ひとり旅、カップル、家族連れ、ビジネス利用など、スタイルに応じてベストな席は異なります。
「やまびこ 座席 おすすめ」のポイントを押さえて、自分に合った席を選べば、移動そのものが楽しい時間になります。
ちょっとした工夫で、快適さもリラックス度も格段にアップしますよ。