えきねっとの「トクだ値」でお得に新幹線を利用したいのに、事前予約が全然取れない…。そんな経験ありませんか？
この記事では、なぜ予約が取れないのか、その原因と対処法をわかりやすく解説します。
成功率を上げるコツや、代替手段まで網羅しているので、次の旅行はきっとスムーズに進みますよ。最後まで読めば、チケット争奪戦に勝つヒントが見えてきます。
えきねっとトクだ値の事前予約が取れない理由５つ
座席数がそもそも少ない
実は「トクだ値」で販売される座席数って、そんなに多くないんですよね。
そもそも通常のきっぷ販売に対して、トクだ値用に割り当てられている座席はごく一部。
すべての便にたっぷりあるわけではなく、列車や時間帯によっては「数席だけ」ということも普通にあります。
特に混雑が予想される朝や夕方の便では、需要が集中してすぐに埋まってしまうことが多いです。
なので、「事前受付で申し込んだのに取れなかった…」という経験をした方は、まずこの“母数の少なさ”が原因かもしれません。
座席の少なさを前提に、取れなかったことを深刻に考えすぎなくても大丈夫ですよ。
人気路線・時間帯に集中
東北新幹線や上越新幹線、さらには長野新幹線の朝・夕の便なんかは特に倍率が高いです。
出張や観光に人気のある時間帯って、全国の人が一斉に狙っているわけですから、それはもう“争奪戦”なんです。
例えば「東京発8時台」「仙台発17時台」なんて超ゴールデンタイム。
この時間帯にトクだ値の事前予約を狙っても、ライバルが多すぎて撃沈するケースが多々あります。
逆に言えば、少し時間をずらすだけでも競争率はグッと下がるんですよね。
なので「取れない…」と悩む前に、そもそも激戦区の時間を選んでいないかを見直してみるのが第一歩ですよ。
事前受付は抽選に近い
事前受付＝早い者勝ち、というわけではないんです。
実際には、事前受付の期間内に申し込んだすべてのリクエストを一括で処理して、システムが自動的に「割り振る」形になっています。
つまり、申込開始初日に申し込もうが、締切ギリギリに申し込もうが、そこに「優劣」はほとんどないんですよ。
これは抽選に近い仕組みと言ってもいいかもしれません。
「早く申し込んだのに！」と悔しい気持ちになっても、システムの仕組み上は“平等処理”なんですね。
なので、事前受付の申込タイミングにこだわるより、内容を工夫する方が現実的かもしれませんよ。
早く申し込んでも有利ではない
「発売と同時に入力すれば絶対に取れるはず！」というイメージを持っている方、多いと思います。
ですが、えきねっとの「事前受付」はあくまで「希望を伝えておく仕組み」。
発売タイミングに合わせて自動処理されるので、どれだけ早く出しても優先されるわけじゃないんです。
もちろん、通常予約（リアルタイムで空席を取るやつ）ならスピード勝負ですが、事前受付は違います。
この仕組みを理解しておかないと、空回りすることになりますよ。
むしろ、「どう申し込むか」「どうずらすか」の工夫の方が重要です。
アクセス集中で操作ミスも起こりやすい
発売直前・発売タイミングにアクセスが集中するため、サイトが重くなったり、不具合が起きたりするケースもよくあります。
特にスマホから申し込んでいる方は、電波状況が悪かったりして「送信エラー」「セッション切れ」などで失敗することも。
入力中にタイムアウトしてしまった、確認画面で止まってしまった、なども取れなかった原因になりがちです。
また、リクエストの内容に不備があると、自動処理ではじかれてしまうこともあります。
「ちゃんと申し込んだつもりだったのに…」と感じている方は、入力ミスやタイミングのズレがあったかもしれません。
確認画面をしっかり見る、早朝などアクセスが少ない時間を狙う、なども立派な対策になりますよ。
トクだ値の予約を成功させるための５つのコツ
空いてる時間帯を狙う
予約が取れない原因のひとつに、「混雑する時間を狙ってしまっている」ことがあるんですよね。
特に、通勤や観光に人気な時間帯っていうのは、当然ながらライバルが多いわけです。
逆に、早朝や昼過ぎ、深夜の便など、比較的人気のない時間を狙えば、成功率はグッと上がります。
たとえば、新幹線の7時台や19時台は混みがちですが、10時台や14時台は比較的空いてることが多いんです。
「この時間じゃないと無理！」と決めつけずに、ちょっと柔軟に考えてみると意外と取れたりしますよ。
無理に混雑時間にこだわるよりも、少しずらして快適に座席を取る方が、結果的にラクだったりしますからね。
複数端末で同時チャレンジ
これは裏技に近いですが、パソコンとスマホなど、複数のデバイスで同時にアクセスすることで、申込成功の確率を上げることができます。
ただし、同じアカウントで複数同時に申し込むと、システム的に無効になってしまうことがあるので注意が必要です。
おすすめなのは、家族やパートナーの協力を得て、別アカウントで並行して申込してもらうこと。
うまくいけばどちらか一方が確保できる、という状況が作れます。
また、モバイル回線とWi-Fiなど、回線を分けることでアクセスエラーのリスクも下げられます。
ちょっとした工夫ですが、取りにくいタイミングの時にはこうしたテクニックが効果を発揮するんですよね。
事前受付スケジュールを厳守
トクだ値の予約は、事前受付のタイミングがとても重要です。
「乗車日の1ヶ月前の午前10時」が基本の発売開始日ですが、そのさらに1週間前から事前受付ができることを知らない人も多いんです。
つまり、「乗車日の1ヶ月＋1週間前」に申込することで、発売と同時に抽選にかけてもらえるという仕組みですね。
カレンダーに登録しておく、リマインダーをかけるなどして、このタイミングを絶対に逃さないようにしましょう。
申込そのものは簡単でも、タイミングを外すだけで結果が全然変わってしまうのが「事前受付」の落とし穴です。
「気づいたら受付終わってた…」なんてことがないように、こまめなチェックが大事ですよ。
他駅発着で検索を広げる
意外と盲点なのが、「出発駅・到着駅をずらす」という方法です。
例えば「東京発」で埋まっている場合でも、「上野発」や「大宮発」に変えるだけで空いていることがあります。
同じ列車でも、乗車する駅によって割り当て座席が違うことがあるんですね。
また、「目的地が新大阪でも、手前の新神戸で取る」など、到着地を工夫することで空席が見つかる場合も。
ちょっと手間ではありますが、乗り継ぎや移動時間を少し妥協するだけで、予約成功のチャンスが広がります。
「どうしてもこの日、この便がいい！」というときは、検索条件を変えてみるのがおすすめですよ。
グリーン車や他クラスも確認
「トクだ値＝普通車指定席」と思いがちですが、実は一部の便ではグリーン車やグランクラスでもトクだ値が適用されることがあるんです。
特に、普通車が満席だったとしても、グリーン車なら取れるというケースも結構あります。
もちろん値段は少し上がりますが、それでも定価よりは大幅に安くなっていることがほとんど。
「グリーン車は高い」と決めつけずに、選択肢のひとつとして見ておくだけで、かなり気持ちに余裕が出ます。
快適性もアップしますし、混雑のストレスも軽減されて一石二鳥ですよ。
トクだ値が取れないときの代替手段４つ
「お先にトクだ値」を狙う
「トクだ値」が取れなくても、実はまだチャンスがあります。
それが「お先にトクだ値」。
このサービスは、通常のトクだ値よりもさらに割引率が高いのが特徴なんですよね。
5％、10％どころか、最大50％引きという超お得な価格設定になっている場合もあります。
もちろん、こちらは「さらに早く予約しないといけない」というハードルがありますが、予定が早めに立てられる人にはかなりオススメ。
注意点としては、変更不可・キャンセル料が高め、などの条件があるので、そのへんをよく理解しておくことが大事です。
逆に「予定はバッチリ決まってる！」という方には、これ以上ないくらいお得な選択肢になりますよ。
キャンセル再放出を狙う
トクだ値が一度満席になってしまっても、再度予約が可能になるタイミングがあるんです。
それが、「キャンセル再放出」の瞬間。
特に多いのが、キャンセル料が発生する乗車日の10日前・7日前あたり。
このタイミングでポロっと空席が出ることがけっこうあるんです。
また、直前になって予定変更する人もいるので、前日〜当日朝までこまめにチェックするのもコツ。
えきねっとのアプリには、通知機能を使って空席情報をチェックする機能もあるので、うまく活用してみてください。
一度ダメだったからとあきらめず、「もしかしたら空いたかも？」という気持ちで何度か見てみると、意外と取れたりするんですよね。
旅行会社のパックを検討
「トクだ値がないなら諦める…」というのはまだ早いです。
実は旅行代理店が販売している宿泊付きの新幹線パックには、かなりお得なプランが用意されていることがあります。
これ、宿泊費とセットにすることで、実質的にトクだ値より安いなんてこともあるんですよ。
例えば、「新幹線往復＋ホテル1泊で1万円台」とか、信じられないようなプランも存在します。
もちろん、条件や部屋のグレードによって変わりますが、コスパ的にはかなり優秀。
出発地や目的地によっては、想像以上に選択肢が広がるかもしれません。
「取れない」と思ったときほど、こうした視点の切り替えが強い味方になりますよ。
JREポイントを活用する
えきねっとを普段から使っている人なら、「JRE POINT（ジェイアールイー・ポイント）」が貯まっている可能性があります。
このポイント、実はきっぷの購入にも使えるって知ってましたか？
たとえば、トクだ値が取れなかった場合でも、通常運賃をポイントで少しでも割り引くことができれば、気持ち的にも経済的にもかなりラクになります。
また、えきねっとでは定期的にポイントアップキャンペーンを開催しているので、そこを狙って予約するのもアリ。
さらに、JRE POINTは他のJR関連のサービス（駅ビル、Suicaチャージなど）にも使えるので、旅行全体のコスト削減にもつながります。
せっかくなら、貯めたポイントをうまく使って、快適でお得な旅を目指したいですね。
トクだ値を確実に使うための旅行計画の立て方
予約開始の瞬間に合わせる
トクだ値をどうしても取りたいなら、やっぱり「1ヶ月＋1週間前の事前受付」→「1ヶ月前の10時発売開始」のスケジュールを徹底することが第一です。
この「10時ジャスト」のタイミングで処理されることを前提に、カレンダー登録や通知設定などで、事前に準備しておくと安心です。
「うっかり忘れてた！」というのが、実は一番もったいないですからね。
とくに年末年始やGWなどは、発売と同時に満席になるケースもあるので、数分の遅れが命取りになることもあります。
旅行の計画段階から、「この時間に申し込むぞ」という意思を持って準備しておくことが、最大の近道になりますよ。
繁忙期を避ける柔軟さ
人気の期間にこだわりすぎると、そもそも競争率が高すぎて取れるものも取れません。
例えば、「連休初日」「お盆の帰省ラッシュ」など、誰もが移動したいタイミングは、本当にチケットが取りづらいです。
でも、そこを少しずらして連休の後半に出発するとか、平日に移動するだけで、ぐっと成功率が上がるんですよね。
また、繁忙期を避けることで宿泊費や観光地の混雑も避けられて、結果的に快適な旅行になるというメリットもあります。
「少し予定をずらすだけ」で、こんなにもラクになるんだな…って実感できますよ。
日程の柔軟性って、実は旅の成功率を大きく左右する鍵だったりするんです。
事前に旅行日程を固定
トクだ値を使うには「変更ができない」「キャンセル料がかかる」などの制約があります。
だからこそ、事前に旅行日程をしっかり確定しておくことが大切なんです。
「たぶんこの日かな？」くらいの気持ちで申し込んでしまうと、いざ予定が変わったときに困ってしまいます。
なので、予定が固まってからトクだ値に申し込む、という順番を守ること。
特に家族や複数人で旅行する場合は、全員のスケジュールをきっちり確認してから動くようにしましょう。
確実に使える状況を作ってから申し込むことで、ストレスや損失を防げますよ。
旅行はワクワクするものですから、余計な心配はできるだけ減らしておきたいですね。
割引プランの併用を考える
トクだ値だけにこだわらず、他の割引プランやセット割と組み合わせることで、全体としてお得にする方法もあります。
たとえば、「トクだ値で新幹線」「宿泊はポイント利用で割引」といった組み合わせ。
あるいは、セットプランを使って交通＋宿泊を一括でお得にする手もあります。
また、えきねっとでは「えきねっとポイント」が貯まるため、次回以降の旅行費用を節約することもできます。
「交通費だけ」「宿泊費だけ」ではなく、旅行全体をパッケージとして見る視点を持つと、ぐっと計画の自由度が上がります。
トクだ値を上手に使いつつ、他の割引もしっかり取り入れて、賢い旅行を楽しみましょう！
まとめ
えきねっとのトクだ値は非常にお得な割引サービスですが、事前予約が取れないという悩みを抱える人が後を絶ちません。
原因としては、座席数の少なさや人気時間帯への集中、事前受付の仕組みなどが挙げられます。
しかし、工夫次第で予約の成功率はぐっと高められます。空いている時間帯を狙ったり、複数のデバイスを使って同時申込を試みることで、競争を避けることができます。
また、トクだ値が取れなかった場合でも「お先にトクだ値」や旅行会社のパック商品、JREポイントの活用など、代替手段は多数存在します。
柔軟な旅行日程を計画し、事前に予約スケジュールを把握しておくことも成功のカギです。
この記事を参考に、賢くトクだ値を使いこなして、お得で快適な旅を楽しんでください。
