申請後に気づいた写真のミス!パスポート電子申請の修正と再申請方法まとめ

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パスポートの電子申請が便利になった反面、「写真が左右反転していた!」というトラブルに頭を抱える人が急増しています。
とくにスマホで自撮りした写真をそのままアップロードしてしまうと、無意識に反転画像が使われてしまうことも…。

この記事では、そんな「パスポート写真の反転ミス」に気づいたときの対処法を、申請前・申請中・発行後の3つの段階に分けてわかりやすく解説します。
写真のミスでせっかくの海外旅行が台無し…なんてことにならないよう、今のうちにしっかりチェックしておきましょう!

  1. そもそも写真が反転していたらNG?パスポート写真の規定を確認しよう
    1. パスポート写真に求められる正しい向きとは
    2. 電子申請で反転する原因と事例
    3. 顔が左右反転してるとどう判断される?
    4. NGになる写真のチェックポイント一覧
    5. 写真が反転しているか確認する方法
  2. 電子申請中に取り下げはできる?タイミングとキャンセル手順
    1. 電子申請はいつまで取り下げが可能?
    2. 「受付済み」になった後の対応は?
    3. マイナポータル・申請サイトでの取り下げ手順
    4. 取り下げ後に返金はあるの?
    5. 緊急時の電話サポートや問い合わせ方法
  3. 申請後に写真の反転に気づいたら?ステータス別の対処法
    1. 「審査中」の場合にできること
    2. 「発行準備中」ならほぼ間に合わない?
    3. すでに発行された場合の再発行方法
    4. 自治体によって違う対応の実例
    5. 間違いに気づいたらまずやるべきこと
  4. 反転したままの写真で発行されたらどうなる?空港や出入国での影響
    1. 顔写真が反転したパスポートで渡航できる?
    2. 税関・入国審査でのトラブル事例
    3. 顔認証ゲートに通れない可能性は?
    4. 発行後に写真を差し替えることはできる?
    5. 海外旅行直前に間に合わない場合の最善策
  5. 正しい写真で再申請するには?やり直し方法と注意点
    1. 再申請に必要な準備と書類
    2. 新しい写真をアップロードする手順
    3. マイナポータルで再申請する流れ
    4. 再申請時の費用はどうなる?
    5. スムーズに通る写真の撮り方と裏ワザ
  6. 🔚とめ:焦らず対処すればOK!反転写真のミスもリカバリー可能

そもそも写真が反転していたらNG?パスポート写真の規定を確認しよう

パスポート写真に求められる正しい向きとは

パスポートに使う写真には、国際的に共通したルールがあります。日本のパスポートも例外ではなく、「正面を向いていて、左右対称に写っていること」が基本のルールです。具体的には、顔が真ん中に写っていて、目や口の位置が自然であること、そして写真が鏡のように反転していないことが求められます。

反転していると、たとえば分け目やホクロの位置が左右逆になります。これにより、空港の顔認証システムで正しく認識されなかったり、本人確認で「本人じゃない」と判断される可能性もあるのです。電子申請でアップロードした写真が反転してしまうのは、スマホやアプリの設定ミスが原因であることが多いです。

電子申請で反転する原因と事例

写真が反転してしまう一番の理由は、「インカメラ(自撮り)」で写真を撮影した際に、自動的に左右が逆転されて保存されることです。

特にiPhoneやAndroidの標準カメラアプリで自撮りをすると、実際に見えている自分の顔の鏡像が保存されます。この状態で写真をアップロードすると、申請側は「正常」でも、パスポートセンターでは「顔が左右逆」と判定される可能性があるのです。

顔が左右反転してるとどう判断される?

顔が反転しているかどうかは、本人であればすぐに気づくこともありますが、見慣れていない人には意外と判断が難しいです。

一般的に、「髪の分け目」「ホクロ」「耳の位置」などの左右非対称な部分が手がかりになります。スマホのカメラで自撮りをしたあと、その画像を左右反転させてみて、本来の顔と一致するかチェックしておくことが大切です。

NGになる写真のチェックポイント一覧

チェックポイント 内容
写真の向き 左右が反転していないか?
顔の位置 中央にあるか?
背景 白または無地であるか?
顔の影 光のムラや影がないか?
表情 口を閉じた自然な顔か?

写真が反転しているか確認する方法

自分の顔写真が反転していないか確認する方法として、最も簡単なのはパソコンやスマホの画像編集アプリで「左右反転」を試してみることです。左右を反転したときに「自分らしく見える」なら、最初の写真は反転している可能性が高いです。また、iPhoneなどではカメラの設定で「自撮りをミラー表示にする」のチェックをオフにしておくと、撮影時から正しい向きで保存されます。

電子申請中に取り下げはできる?タイミングとキャンセル手順

電子申請はいつまで取り下げが可能?

電子申請を行ったあとでも、「申請内容を取り下げたい」と思う場面はあるでしょう。

例えば、写真の間違いや氏名の入力ミスなどが理由です。このような場合、実はパスポートの申請状況に応じてキャンセルできるタイミングが異なります。 具体的には「受理前」「審査中」「交付準備中」などの段階があり、「受理前」または「審査初期段階」であれば取り下げは比較的簡単です。

「受付済み」になった後の対応は?

電子申請が「受付済み」の状態になると、各自治体のパスポートセンターでの審査が始まります。

この段階でも取り下げは可能ですが、すでに書類が印刷や交付準備に進んでしまっていると、申請をキャンセルできないことがあります。そのため、反転などのミスに気づいたら、できるだけ早く「マイナポータル」や「パスポート電子申請サイト」で状況を確認することが重要です。

マイナポータル・申請サイトでの取り下げ手順

取り下げ手続きは、以下のように行います。

  1. マイナポータルにログイン

  2. 電子申請履歴から該当申請を選択

  3. ステータスを確認

  4. 「申請を取り下げる」を選択(※表示される場合)

  5. 理由を入力し、確定

表示されない場合は、すでに取り下げができない状態に進んでいる可能性があります。

取り下げ後に返金はあるの?

電子申請の段階では料金の支払いは多くの場合「交付時」に行われます。そのため、申請を途中で取り下げても基本的には費用が発生していないので返金の心配は不要です。

ただし、自治体によっては事前納付が必要なケースもあるため、万が一支払い済みであれば、役所に確認してみましょう。

緊急時の電話サポートや問い合わせ方法

急ぎのキャンセルが必要な場合は、電子手続きでは間に合わない可能性もあります。

そんな時は、直接お住まいの市区町村のパスポート担当窓口に電話で問い合わせるのが最も確実です。「パスポート 電子申請 ○○市」などで検索すると、専用窓口の電話番号がすぐに見つかります。

申請後に写真の反転に気づいたら?ステータス別の対処法

「審査中」の場合にできること

電子申請後に「写真が反転してた!」と気づいた場合、もし申請がまだ「審査中」であれば、対応の余地があります。

審査中の段階では、自治体の職員が申請内容をチェックしているため、電話やメールで「写真のミスに気づいたため、申請を一度取り下げたい」と連絡を入れることで、審査を一時停止してもらえる可能性があります。

この際、「マイナンバーカードの本人確認は通っているのに、写真だけミスがある」と伝えることで、スムーズに話が進みやすくなります。自治体によっては、メールで再アップロードできる場合もあるため、対応を柔軟にしてくれるケースもあります。

「発行準備中」ならほぼ間に合わない?

「発行準備中」のステータスになっていると、残念ながら対応は非常に難しくなります。

すでにパスポートの製本手続きが進んでいる段階であり、写真の差し替えやデータの変更ができないため、この時点で反転に気づいても一度発行されるのを待つしかありません。
ただし、発行後に再申請することは可能なので、あきらめずに次の手順に進むことが大切です。

すでに発行された場合の再発行方法

写真が反転したままの状態で発行されてしまった場合、正しい写真で作り直すには「再申請」が必要になります。

再申請は新規申請と同じ手続きとなり、もう一度写真や申請書類を準備し、手数料を支払う必要があります。再発行の理由が「本人のミス」である場合、料金は自己負担となりますが、正式に正しいパスポートを手に入れるには避けられません。

自治体によって違う対応の実例

実際に、ある自治体では「反転写真であっても顔認証で問題がなければそのまま使える」として対応を進めるところもあります。

一方で、「写真が基準に達していない」として、再申請を指示する自治体もあります。そのため、まずは地元のパスポートセンターに確認することが最優先です。同じ状況でも対応が違う場合があるため、インターネットの情報だけに頼らず、自分の申請先に問い合わせましょう。

間違いに気づいたらまずやるべきこと

反転写真に気づいたら、まずはマイナポータルで申請ステータスを確認することが第一歩です。その上で、まだ対応可能な段階であれば、すぐにパスポート窓口に電話すること。

次に、正しい写真データを用意し、再アップロードができるかどうかを聞きましょう。時間との勝負になるため、「気づいたその日に動く」ことが大事です。

反転したままの写真で発行されたらどうなる?空港や出入国での影響

顔写真が反転したパスポートで渡航できる?

結論から言うと、反転した写真でも渡航自体は可能なことが多いです。

というのも、パスポート自体が正式な政府発行の書類であり、審査を通過したものであれば、出入国の際に拒否されることは基本的にありません。

ただし、本人確認の際に「顔の印象が違う」と見なされるリスクはあり、入国審査官が顔をじっくり確認する時間が長くなることもあります。

税関・入国審査でのトラブル事例

実際にネット上の声では、「パスポートの写真と顔が逆で、入国時に別室に連れていかれた」というケースも報告されています。

特に米国やオーストラリアなど、セキュリティが厳しい国では、写真と本人の印象が異なると、質問されたり確認作業が増える可能性があるのです。「本人であるとすぐに認識されないリスク」があることは覚えておきましょう。

顔認証ゲートに通れない可能性は?

日本の空港や一部の国では、顔認証ゲートによる自動入国が進んでいます。

しかし、顔写真が反転していると、顔の特徴点(目の間隔・鼻の高さ・顔の輪郭など)が一致しないことがあり、認識エラーが起こる場合があります。顔認証ゲートを使えないと、有人カウンターに回されるため、時間的なロスが発生する可能性もあります。

発行後に写真を差し替えることはできる?

残念ながら、一度発行されたパスポートの写真を途中で差し替えることはできません。

どうしても正しい写真に直したい場合は、再申請(再発行)しか方法がないのです。手間も費用もかかりますが、「重要な場面で本人確認ができない」リスクを避けるためには、再発行を選択するのも一つの方法です。

海外旅行直前に間に合わない場合の最善策

出発直前に反転ミスに気づいた場合、間に合わない可能性が高いです。

その場合の最善策は、印刷した写真や証明書などで「本人確認ができる補足資料」を持参することです。加えて、現地語または英語で「写真が反転していることの説明メモ」などを準備しておくと、入国時に役立つ可能性があります。もちろん、帰国後すぐに正しい写真で再申請するのがベストです。

正しい写真で再申請するには?やり直し方法と注意点

再申請に必要な準備と書類

再申請するには、新規申請と同じ書類をもう一度準備する必要があります。具体的には以下のものが必要です:

  • 正しい向きの証明写真(6ヶ月以内に撮影したもの)

  • マイナンバーカード

  • 前回のパスポート(すでに発行された場合)

  • 再申請用の電子申請フォーム(または紙申請書)

電子申請であれば、マイナポータルからもう一度手続きを行います。

新しい写真をアップロードする手順

再申請時は、スマホやパソコンから新しい写真をアップロードしますが、必ず以下の点に注意してください:

  • インカメラを使用しない(反転防止)

  • 明るい場所で白背景を確保

  • 顔の中心と肩のバランスが整っているか確認

  • ピントが合っていること

事前にパスポート写真のチェックサイトを使って、自分の写真が適合しているか確認するのもおすすめです。

マイナポータルで再申請する流れ

  1. マイナポータルにログイン

  2. パスポート申請ページへアクセス

  3. 「新しい申請を行う」→前回と同様に入力

  4. 正しい写真をアップロード

  5. 申請内容を確認・送信

送信後、申請内容が「受付済み」となれば再審査が始まります。

再申請時の費用はどうなる?

再申請は新規申請扱いになるため、費用は再度かかります。 一般的には以下のような料金です:

パスポートの種類 手数料(合計)
10年有効 約16,000円
5年有効 約11,000円

※料金は自治体により若干の差があります。

スムーズに通る写真の撮り方と裏ワザ

正しい写真を撮るためのコツは以下の通りです:

  • 三脚やスタンドを使って背面カメラで撮影する

  • 撮影後は画像編集アプリで左右反転の確認を行う

  • 証明写真機の「パスポート用モード」を利用する

  • 「ピクチャン」や「Ki-Re-i」などのアプリ・機械で撮影すると安心

また、スマホアプリで撮影した写真を一度パソコンに転送して確認することで、ミスを減らすことができます。

🔚とめ:焦らず対処すればOK!反転写真のミスもリカバリー可能

パスポートの電子申請で写真が反転してしまった場合でも、申請段階によっては十分にリカバリーが可能です。最も大切なのは、「気づいたらすぐに確認・行動すること」。

発行後でも再申請は可能なので、焦らずに正しい情報と手順で対処しましょう。また、次回からの申請では写真撮影の際に反転チェックを忘れずに行うことが、ミスを防ぐ最大のポイントです。
海外旅行やビジネス渡航でトラブルにならないよう、この記事を参考にしっかり準備しておきましょう。

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